湿気や汗で髪の毛が扱いづらくなるこの季節。
今回も前回に引き続き、雨の日や湿気の多い日のお悩み解決をテーマに書いていきたいと思います。
今回はタイトルにもあるように、ボリュームの出づらい”ぺたんこ髪”の方向けの記事になります。
ぺたんこ髪になりやすい髪質の特徴としては、
・髪の毛が頭皮に添って寝るように生えている
・細めで柔らかい髪の毛(いわゆる猫っ毛)
・直毛で毛量がそこまで多くない
というような方が多く、湿気を吸った髪の毛がそのままストンと落ちてくるのでボリュームが出づらく、ぺたんこ髪になりやすいです。
今回も以下2点を中心にお話ししていきます。
①美容室でのオススメ施術
②ご自宅でのオススメケアと注意点
まず①について。
カットのみの場合、ショート〜ロングどの長さでも共通してオススメなのがレイヤーの入ったカットスタイルです。
レイヤースタイルとは簡単に表すと段の入った“軽い“見た目のスタイルです。
ボリュームが出ないのを生かしてワンレングスや切りっぱなしボブなど重ためのスタイルにするのもアリですが、
ボリュームを出すことに重点を置くと、レイヤースタイルの方が適していると言えます。
全体の見た目の長さは変えず、段だけ入れるだけでもふんわり感がプラスされます。
さらにボリュームが欲しい方にはパーマがオススメ!
全体パーマ(¥7000+税)で全ての毛先にボリュームを出すのが一番オススメですが、
お手軽で時間も少なく済む部分パーマ(¥3000〜7000+税)でトップ部分のみなどのパーマも可能です。
※部分パーマの場合、ロッドの本数や巻く範囲により価格が変動します。担当スタイリストとのカウンセリングにより決定。
続いて②、ご自宅でのケアについてです。
髪の毛の根本付近を乾かす時、ドライヤーの当て方に気をつけてみてください。
膨らむ髪質の方とは逆に、ボリュームが出づらい部分に髪の毛の流れに逆らってドライヤーを当てます。
この時、風の向きに合わせて髪の毛を引っ張りながら乾かすとより効果的です。
8〜9割乾かした後、自然に落ちる位置で乾かすと、ぺたんこなシルエットになりやすい方でも、自然なボリュームが出やすくなります。
上記のやり方で根元を乾かしたら、あとは普通に乾かして大丈夫です。
アウトバストリートメントやスタイリング剤は、重たいオイル系よりも軽いクリーム系のものがおすすめです。
今の時期に気になる紫外線を防いでくれるものもあります。
その他わからないことやお悩みがあればお気軽にスタッフにご相談ください!
髪質とうまく付き合って湿気と夏を乗り切りましょう。