前回までは、髪の毛と熱によるダメージと、その影響についての記事でした。
今回は実際にご自宅でヘアアイロンを使う際に気をつけることについて書いていきます。

ヘアアイロンを使ううえで大事なポイントは
⒈しっかりと乾かす。
⒉過度な高温は避ける。
⒊髪の毛にあてる時間・回数を最小限に。
大きく分けてこの3つです。
⒈しっかりと乾かす

濡れた髪の毛にヘアアイロンをあてた時に、ジュ〜っと音をたてて水蒸気が出たりした経験はありませんか?
その時に髪の毛の内部で起こっているのが水蒸気爆発という現象。
水が急激に熱せられて、髪内部で気化してしまいます。
気化した水(水蒸気)の体積は液体の水の1700倍…!
髪の毛内部で突然膨れあがって小さな爆発を起こし、周囲の細胞を損傷してしまいます。
タオルドライをしっかりして、ドライヤーで根元・毛先を乾かした後でアイロンを使うことで防ぐことができます。
⒉過度な高温は避ける

形がつきにくいから、巻きがすぐ取れてしまうからという理由で180〜200℃くらいの高温でヘアアイロンを使っている方もいらっしゃると思います。
アイロンによっては高温で巻けることをウリにしているものもありますが、160℃以上のアイロンをあててしまうと、熱ダメージの影響が大きくなるため、オススメの温度は130〜150℃です。
柔らかい髪の毛・細めの髪の毛の方は形がつきやすく、硬い髪の毛・太めの髪の毛の方は形がつきづらいので、場合によってはもっと低い温度でも大丈夫ですし、他に工夫が必要な場合もあると思います。
⒊髪の毛にあてる時間・回数を最小限に

1箇所に長時間アイロンのプレートをあてたり、何度もあてたりしてしまうと余計なダメージが蓄積してしまいます。
可能な限り、1つの毛束に対して1回、短時間で済ませることをおすすめします。
2に関しては、温度の設定でどうにかなるのですが、3に関しては、ヘアアイロンをある程度扱い慣れていないと難しいと思いますので、コンセントを挿さず、冷えた状態で練習してみるといいかもしれません。
また、形がつきづらい方は、温度や時間を調整する前に、わけとる毛束の厚みを減らしてアイロンをあててみると、形がつきやすくなるかと思いますので是非やってみてください。